高齢猫の介護の仕方~老猫との暮らし方~

高齢猫の介護の仕方について

猫も人間と同じで、老いると生活する上で困ることが多くなります。

 

普段していたグルーミング(毛づくろい)をする回数が減って毛並みが悪くなったり、
爪とぎの回数も減って手入れが行き届かなくなったり、
よろけたり徘徊行為が見られるようになったりします。

 

今まで一緒に生活してきた大事な家族なので、
最期まで面倒を見ることができるよう介護の仕方について紹介します。

 

 

身を清潔に保つ

本人ができなくなったことを飼い主が代わりにしてあげましょう。
猫用のブラシやコームなどを使って頭から尻尾の方をとかし、毛並みをつややかに整えます。
その際には優しくいたわるような気持ちで行いましょう。
皮膚に柔らかい刺激を与えることによって血行の改善や、吹き出物などの発見につながります。
そして、ブラッシングをした後に温かく湿ったタオルで体を優しく拭き上げましょう。
体の汚れている部分も軽く拭いて清潔に保ち、
最後は湯冷めしないように乾いたタオルを使い、湿気を取ってあげましょう。
また、爪切りも大切です。老猫は爪を自分で研ぐのも億劫になり、怠りがちになります。
そうなると伸びた爪でカーペットなどの縁に引っかかってしまったり、
自分の体(肉球の部分など)を傷付けてしまったりしやすくなります。
猫用の爪切りを使って、痛くないように(根元まで切らないように)優しく切ってあげましょう。

 

食事に気を配る

猫は年老いることで、それまで食べてきたゴハンが食べにくくなります。
それは噛む力が弱くなり、胃や腸の消化能力も弱まるためです。
そうなれば、それまで与えていた硬めのキャットフードを柔らかめのものへと切り替えます。
老猫用のフードが売られていますので、そちらを購入しましょう。
硬めの固形フードをすりつぶして食べやすいようにしてもいいです。
また、スープや猫専用ミルクのような飲むタイプのものも、必要に応じて与えるようにしましょう。

 

排泄の介助

排泄行為にも差し障りが生じます。猫が普段生活している場所と
トイレの場所が離れていたり、位置が高かったりすると、
そこまで行って用を足すことができず、トイレのない場所で排泄してしまうことになります。

 

そうならないように、猫がよく生活しているエリアの中にトイレを設置するようにし、
高さの調整や段差の低いもの、またはないものに変えてあげるなどの配慮をしましょう(バリアフリー)。

 

また大便の場合は、排泄しにくいときもあります。
その際は食物繊維の豊富なキャットフードを与え、猫用のミルクを飲ませます。

 

お腹を優しくマッサージしたり、肛門をティッシュなどで軽くたたいたりしてもよいです。

 

お腹を温めたタオルやぬるいお湯などを使って温かくしてあげると、腸の働きが良くなり、
つっかえていたものがそのまま外に出るということもあります。色々と工夫してみましょう。

 

 

まとめ

今まで長年連れ添ってきた家族の一員である愛猫。もしも飼い主自身が高齢化のため、
猫の介護がままならないという状態になったときは、
飼い主と共に入所できる介護施設などを探しましょう。

 

また、飼い主自身の身に何かあったときに、
安心して預けることのできる場所・人間関係などを確保しておきましょう。